飲み過ぎに注意!健康的なお茶の量は?

緑茶には様々な健康効果がありますが摂り過ぎるのもどうなの?と不安な方もおられるでしょう。

何事もやり過ぎには注意をしないといけません。

今回は緑茶の過剰な取り過ぎによって注意した方がよい成分とその起こりうる危険についてご紹介します。



カフェイン

コーヒーやコーラに含まれている成分というイメージの強いカフェインですが、緑茶にも含まれています。

カフェインには様々な良い効果があり、例えば、集中力や記憶力の向上、脂肪の分解促進、疲労回復、運動能力の向上などなど。

しかし、摂り過ぎには注意が必要です。過剰な摂取をすると、睡眠障害や神経過敏、ひどいときには嘔吐や顔面硬直などがあらわれたしまいます。しかし、緑茶のカフェイン量は湯呑み1杯(約100g)に対して20mg。1日のカフェイン摂取限度が300mgといわれていますから、1日10杯ぐらいは問題ないといえるでしょう。



タンニン

活性酸素の働きを抑えて老化を防いでくれる成分であるタンニンはポリフェノールの1種であり、生活習慣病の予防や認知症予防、美白効果などでも知られています。摂りすぎによる副作用は特にありませんが、お通じが悪くなる恐れがあるといわれています。それと鉄の吸収を妨げる働きがあるので、貧血気味の方はタンニンが含まれた飲み物の摂り過ぎには十分ご注意を。



シュウ酸

あまり耳にしないシュウ酸という成分ですが、実は尿路結石の原因になるといわれています。この成分は緑茶だけに多く含まれているというわけではなく、ほとんどの食品に含まれていて、特に多いのがバナナやナッツ類、ホウレンソウなど。飲み物ではコーヒーやココア。シュウ酸の摂り過ぎで腎不全を起こした人もおられると言われています。

緑茶に限らず偏った飲食は尿路結石や腎不全などの病気になる恐れがありますので用心しましょう。




今回ご紹介した成分はほどほどな量でしたら危険な成分ではありません。

定期的に緑茶を飲み続けることは間違いなく健康に良い影響を与えますが、過剰摂取には注意して緑茶や様々なお茶を楽しんで下さい。